複雑性PTSDとは

 

1度限りの被害による単回性のPTSD(心的外傷後ストレス障害)と異なり、子ども時代の児童虐待のような長期・反復型の被害による心的外傷は、重度の後遺症となります。2018年6月にWHOの国際疾病分類ICD-11にも、複雑性PTSDが掲載されることとなり、近年、児童期を生き延びた虐待サバイバーが罹患することが多い複雑性PTSDに注目が集まっています。
複雑性PTSDは、複雑で多様な症状が生じ、二次障害として、愛着障害、解離性同一性障害(解離性障害)、うつ病、双極性障害、適応障害や不安障害などの神経症、統合失調症など多数の精神疾患を引き起こします。また、精神症状だけでなく、難病の線維筋痛症や原因不明の疼痛など、自律神経系の乱れから生じる身体疾患も合併します。
複雑性PTSDに関しては、まだ治療法が確立されておらず、今後の医療の発展によりこの病気で苦しむ当事者の救済をいち早く、行って頂きたいと切に願います。 

潜在的児童虐待被害者とは

子ども時代に虐待がひどくても、社会的養護に保護される被害者は、全体のほんの「ごく一部」です。発見・保護されなかった虐待の被害者は、専門用語で、潜在的児童虐待被害者といいますが、その数を国は実態調査していません。
社会的養護と等しく、保護からもれた虐待サバイバー(虐待の被害者)にも、支援の光が当たらなければ、虐待の連鎖もなくならず、成人後の虐待の後遺症(複雑性PTSD)に苦しむ被害者もなくならず、児童虐待は、決してなくなりません。 。

保護もれの実態調査①

保護もれの実態調査② 

 保護もれの実態調査③

保護もれマークの利用規約 

児童虐待が、子ども時代に発見・保護されなかった被害者たちの共通マークです。当事者は、キーホルダーや缶バッチ、SNSアイコンなどで自由にお使いください。ただし、以下の利用規約をお読み頂き、必ず規約を守った上での使用をお願いします。

 

 

トラウマ治療の署名活動 

  以下の署名活動もしております。どうかご賛同願います。